【お茶や甘味にも発酵がある|発酵茶(紅茶・プーアル茶)と甘酒・コンブチャの文化】

発酵茶(紅茶・コンブチャ)や甘酒をイメージしたお茶と甘味の写真 お茶 発酵茶

こんにちは、garesuです。

発酵食品というと、
味噌や納豆、ヨーグルトなどを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。

発酵は味噌や納豆だけではなく、
お酒などにも使われています。

【お酒は発酵から生まれる|日本酒・ビール・ワインと世界のお酒文化】
日本酒・ビール・ワインなどのお酒は発酵から生まれます。醸造酒と蒸留酒の違いや、世界のお酒文化についてやさしく紹介します。

実は、
お茶や甘味の世界にも発酵の文化があることをご存じでしょうか。

お茶は「発酵茶」と呼ばれることもあります。

香り豊かな紅茶や、熟成されたプーアル茶。
そして、日本の甘酒やくず餅なども、発酵の力から生まれた食べものです。

発酵は、
私たちの暮らしの中で、知らないうちに寄り添ってきた知恵なのです。

今回は、
お茶や甘味の中にある「やさしい発酵文化」を
ゆったりとご紹介していきますね。

お茶の世界にも発酵がある (発酵茶)

「お茶」と聞くと、
葉っぱを乾燥させた飲み物というイメージが強いかもしれません。

ですが、
お茶の中には発酵によって香りや味わいが変わるものがあります。

発酵によって生まれる香りは、
お茶をより奥深い味にしてくれるのです。

紅茶(発酵茶)

紅茶は、
茶葉を発酵させて作るお茶です。

茶葉を揉んで空気に触れさせることで、
酵素の働きによって発酵が進み、
あの独特の香りと色が生まれます。

世界中で愛されている紅茶も、
実は発酵から生まれた飲み物なのです。

紅茶は産地や茶葉の大きさによって分類されます。
ダージリン、アッサム、ウバなどは産地を意味し、オレンジペコ、ペコなどは葉の大きさを意味します。

プーアル茶(後発酵茶)

中国で作られるプーアル茶は、
微生物の働きによって熟成される発酵茶
です。

時間をかけて熟成されることで、
深いコクとまろやかな味わいが生まれます。

長く保存されるほど価値が高くなるものもあり、
「お茶の熟成文化」として知られています。

プーアル茶は茶葉を圧縮して固形の状態で貯蔵されます。
貯蔵するうちに熟成が進むため、長期間熟成を重ねたものほど高級品とされています。

日本にもある発酵のお茶

日本にも、
発酵によって作られるお茶があります。

たとえば

・阿波番茶
・碁石茶

などは、
乳酸菌の働きによって発酵するお茶として知られています。

地域に根づいた、
とても珍しい発酵文化です。

阿波番茶:歴史は古く、弘法大師が巡行した際に製法を伝授したという説があります。
     通常の番茶と区別するために「阿波番茶」と表記されることもあります。

碁石茶 :碁石茶という名前は、裁断した茶葉を天日干しするためにムシロに並べました。
     その様子が、囲碁を並べたように見えたことが由来とされています。

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【お茶 発酵茶】
発酵茶は、お茶の葉を発酵させることで得られる独特の風味と香りが特徴で、緑茶や紅茶とは異なる深い味わいを楽しむことができます。

甘味にも発酵がある

発酵は、
飲み物だけではなく
甘い食べ物の中にも使われています。

昔から日本では、
発酵を利用した甘味が作られてきました。

甘酒

甘酒は、
米麹の力で作られる発酵飲料です。

砂糖を入れていないのに甘くなるのは、
麹菌がデンプンを糖に変えてくれるから。

「飲む点滴」と呼ばれるほど
栄養が豊富な発酵食品としても知られています。

甘酒には米麹を原料とするもの、日本酒を搾った後に出る酒粕を原料としたものもあります。

コンブチャ(発酵紅茶)

コンブチャは、
紅茶や緑茶に砂糖を加え、
酵母と酢酸菌で発酵させて作る
飲み物です。

海外では
「Kombucha」として広く知られ、
健康志向の飲み物として人気があります。

ほんのり甘酸っぱい味わいが特徴で、
炭酸のような爽やかさを感じることもあります。

発酵によって生まれる風味は、
紅茶とはまた違った奥深さがあります。

最近では、日本でも少しずつ
見かけるようになってきました。

くず餅

関東のくず餅は、
小麦でんぷんを発酵させて作る和菓子です。

長い時間発酵させることで、
独特の食感が生まれます。

きな粉や黒蜜をかけて食べる、
日本ならではの発酵甘味です。

くず餅の名前は、江戸時代に小麦粉の産地であった葛飾郡の「葛」が由来とされています。
その後、関西のくず餅と区別するために「久寿餅」などの字をあてたという説があります。

ナタ・デ・ココ

ナタデココは、
ココナッツウォーターを発酵させて作られます。

発酵によって
ゼリーのような独特の食感が生まれます。

デザートやヨーグルトに入れて食べることも多く、
世界で親しまれている発酵食品です。

ナタ・デ・ココの「ナタ」はスペイン語で、液体の表面にできる「皮膜」のことで、ナタ・デ・ココは「ココナッツジュースの上に浮く膜」を意味します。

発酵は「しょっぱい食品」だけではない

発酵というと
味噌・漬物・納豆などを思い浮かべがちですが、

実は

・お茶
・お酒
・甘味

など、さまざまな食べ物に使われています。

発酵は、
世界中の食文化を支える知恵なのです。

発酵は世界中の文化の中で
さまざまな形で使われています。

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いかがでしたか?

お茶や甘味の中にも、
発酵の文化が静かに息づいています。

紅茶やプーアル茶の香り、
甘酒やくず餅のやさしい甘さ。

それらはすべて、
微生物の働きによって生まれたものです。

発酵は特別なものではなく、
私たちの暮らしの中に
そっと寄り添ってきた知恵。

次にお茶を飲むとき、
そんな発酵の力を思い出してみると
少し違った味わいに感じるかもしれませんね。

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