こんにちは、garesuです。
発酵食品と聞くと、
味噌や納豆、ヨーグルトなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも実は、
私たちが日頃楽しんでいる「お酒」も発酵の力から生まれています。
日本酒・ビール・ワインなど、
発酵から生まれる世界のお酒文化をやさしく紹介しますね。
👇【日本酒 発酵食品】


発酵というと食品を思い浮かべる方も多いかもしれません。
ヨーグルトやチーズなどの乳製品も、微生物の働きによって生まれる発酵食品です。
▶ 発酵は世界共通|ヨーグルトとチーズのやさしい発酵文化

発酵から生まれるお酒のしくみ
お酒は、
酵母という微生物が糖を分解して
アルコールを作り出すことで生まれます。
この働きを アルコール発酵 といいます。
簡単に言うと
糖 → 酵母 → アルコール+炭酸ガス
という仕組みです。
この発酵によって
香りや味わいが生まれ、
世界中でさまざまなお酒が作られてきました。
お酒の基本は「発酵」と「蒸留」
お酒は「発酵のみ」で作るものと
「発酵+蒸留」で作るものの2種類があります。
| お酒の種類 | 作り方 | 代表的なお酒 |
|---|---|---|
| 醸造酒 | 原料を酵母で発酵させて造る | 日本酒・ビール・ワイン・マッコリ |
| 蒸留酒 | 発酵したお酒を蒸留してアルコールを濃縮する | 焼酎・ウイスキー・ジン・ラム・テキーラ |
発酵だけで造られるお酒
発酵のみで造られるお酒は
醸造酒と呼ばれます。
日本酒
米と麹、酵母を使って造られる日本の伝統酒。
米の旨味と香りが特徴です。

和食以外にもいろいろな料理に合わせられ、
温度による風味の違いを楽しんでみてください。
ビール
麦芽とホップを使った世界で最も親しまれているお酒のひとつ。
酵母によって発酵し、炭酸と香りが生まれます。

適温に冷やして飲むのが基本です。
泡と液体の比率は3:7が良いとされています。
ワイン
ぶどうの糖分を酵母が発酵させて作られるお酒。
産地によって味わいが大きく変わります。

食事と一緒に飲まれることが多いです。
料理との相性を考えてワインを選びます。
マッコリ
韓国の伝統的なお酒。
米を発酵させた白く濁ったやさしい味わいが特徴です。

韓国料理のチヂミとの相性が抜群です。
定番の組み合わせとして愛されています。
紹興酒
中国で古くから親しまれている醸造酒。
料理と相性が良く、香り豊かな味わいが特徴です。

中国では常温でストレートが基本の飲み方。温めて砂糖を入れるのは日本独自の飲み方です。
発酵のお酒を蒸留して造るお酒
発酵したお酒をさらに蒸留して
アルコールを濃縮したものを
蒸留酒といいます。
焼酎
日本の蒸留酒。
芋・麦・米などさまざまな原料があります。

ストレート、ロック、お湯割り、お茶割りとさまざまな楽しみ方があります。
泡盛
沖縄で作られる蒸留酒。
黒麹を使う独特の製法が特徴です。

ストレート、ロック、水割りのほかに、シークヮーサー割りやウコン割りも美味しいですよ。
ウイスキー
麦を原料にした蒸留酒。
樽熟成によって香りと深い味わいが生まれます。
ブランデー
ワインを蒸留して作るお酒。
フルーティーな香りが特徴です。

専用のグラスを手のひらで包むようにして、体温で温めながら飲むと香りを楽しめます。
ジン
蒸留酒にジュニパーベリーなどの香りを加えたお酒。
ウオッカ
穀物やじゃがいもを原料とする
クセの少ない蒸留酒。
テキーラ
メキシコの蒸留酒。
アガベという植物から作られます。

正式な飲み方=ライムを口に含みテキーラを飲み、最後に塩を舐める。
ラム
サトウキビを原料とする蒸留酒。
カリブ海地域で多く作られています。
白酒
中国の蒸留酒で、強い香りと高いアルコール度数が特徴です。

香りを味わうにはストレートで飲むのが1番とされていますが、ロックも美味しいですよ。
マップ(図)
世界のお酒を整理すると、
大きく次のような関係になります。
お酒
│
├ 醸造酒
│ ├ 日本酒
│ ├ ビール
│ ├ ワイン
│ └ マッコリ
│
├ 蒸留酒
│ ├ 焼酎
│ ├ ウイスキー
│ ├ ジン
│ └ ラム
│ └ テキーラ
お酒も発酵食品のひとつ
お酒の歴史はとても古く、
世界各地でその土地の作物から生まれてきました。
米が育つ地域では日本酒やマッコリ、
ぶどうが豊富な地域ではワイン、
サトウキビが育つ地域ではラムなど、
気候や農作物によってさまざまなお酒が発展しています。
発酵は、食べものだけでなく、
その土地の文化や暮らしとも深く関わってきました。
お酒の種類を見ていくと、
世界の食文化の違いも感じることができます。
発酵の世界を見ると
・味噌
・醤油
・ヨーグルト
・チーズ
・納豆
など、さまざまな食品があります。
そして
お酒もその発酵文化のひとつです。
地域の食文化や気候によって
原料や製法が変わり、
世界中に多くのお酒が生まれてきました。
発酵は、
人の暮らしと深く結びついた知恵なのです。
発酵は食べものの世界でも広く使われています。
ヨーロッパでは、サラミや生ハムなどの発酵肉も
長い歴史の中で受け継がれてきました。
▶ 発酵は世界共通|サラミ・生ハム・発酵肉のやさしい文化

日本の発酵文化といえば、味噌や納豆だけでなく
漬物も身近な発酵食品のひとつです。
地域ごとにさまざまな種類があり、
昔から食卓を支えてきました。
▶ 日本の漬物文化|ぬか漬け・らっきょうなど身近な発酵食品


いかがでしたか?
お酒は、
酵母の働きによって生まれる
発酵の恵みのひとつです。
日本酒やビール、ワインなどの身近なお酒から、
世界各地の蒸留酒まで。
その土地の原料や文化によって、
さまざまなお酒が生まれてきました。
発酵の世界を見ていくと、
食べものだけでなく、お酒や飲みものなど、
私たちの暮らしのさまざまな場面に広がっていることがわかります。
微生物の小さな働きが、
味わいや香り、そして文化まで生み出してきました。
これからも、身近な発酵の世界を
やさしく紹介していきたいと思います。

