【発酵調味料の使い方入門|醤油の種類と魚醤をやさしく解説 第2弾】

白い陶器のボールにし発酵調味料の醤油が注がれているイメージに写真 発酵調味料

こんにちは、garesuです。

普段何気なく使っている「醤油」って、
実は ひとつじゃないって知っていますか?

私たちの食卓に欠かせない調味料なのに、
家に1本しか置いていない――
そんな方も多いと思います。

濃口・薄口・白醤油…
聞いたことはあるけれど、
「違いって何?」と思うこともありますよね。

私は昔、
「醤油=これ1本でいい」
と思っていました。

でも、ちょっと種類を知るだけで、
いつもの料理が驚くほど使い分けやすくなったんです。

色や香りの違い
うま味の深さ
素材の魅力を引き出す力

そして実は、
日本だけでなく世界にも
醤油に似た発酵調味料があるんですよ。

この記事では、
専門的な難しい話は抜きにして、
毎日の料理で使い分けたい醤油と、
お隣・世界の魚醤まで

やさしくご紹介しますね。

醤油って、実はこんなに種類がある

「醤油」と聞くと、
多くの方が思い浮かべるのは
いつも使っている、あの1本かもしれません。

でも実は、
日本の醤油にはいくつもの種類があり、
料理や地域、使い方に合わせて
自然と使い分けられてきました。

といっても、
難しく覚える必要はありませんよ。

まずは
「醤油って、ひとつじゃないんだな」
そう知るだけで十分です。

濃い色のもの
淡い色のもの
香りを楽しむもの
コクを足すもの

それぞれに役割があって、
料理の仕上がりを
そっと助けてくれています。

昔の人たちは、
理屈ではなく
暮らしの中で必要だったから
醤油を使い分けてきました

「この料理には、この醤油」
そんな感覚が、
長い時間をかけて残ってきたのですね。

この記事では、
そうした醤油の種類を
ざっくり・生活目線
見ていきます。

詳しい製法や発酵の仕組みについては、
別の記事でまとめていますので、
気になったときに読んでいただければ大丈夫です🌿

まずは、
「いつもの料理が
ちょっとやりやすくなる」
そんなヒントを受け取ってもらえたら嬉しいです。

まずは日本の醤油から(基本の種類)

醤油の種類はいろいろありますが、
最初から全部を覚えなくて大丈夫です。

まずは
「こんな違いがあるんだな」
と、ざっくり知るところから始めましょう。

どれも同じ「醤油」ですが、
色・香り・コクに少しずつ個性があります

料理に合わせて
「助けてもらう」
そんな感覚で使えれば十分です🌿


濃口醤油|いつもの味、万能タイプ

いちばん多くのご家庭で使われているのが、
この濃口醤油です。

しっかりとした色と香りがあり、
煮物・炒め物・下味など、
幅広い料理に使えます。

「とりあえずこれがあれば大丈夫」
そんな安心感のある一本です。


薄口醤油|色をきれいに仕上げたいとき

薄口醤油は、
名前のとおり色が淡いのが特徴です。

味が薄いわけではなく、
料理の色をきれいに保ちたいときに向いています。

煮物やだしを活かした料理など、
素材の色や見た目を大切にしたいときに、
そっと力を貸してくれます。


溜醤油|コクとうま味を足したいとき

溜醤油は、
とろっとした濃厚なうま味が特徴です。

少量でも
料理に深みや照りを加えてくれるので、
仕上げや隠し味として使われることが多い醤油です。

「なんだか物足りないな」
そんなときに、
少し足してみるのもおすすめです。


再仕込み醤油|深みを楽しむ一本

再仕込み醤油は、
醤油を仕込む工程で
水の代わりに醤油を使うという、
手間をかけた醤油です。

その分、
コクとうま味がしっかりしています。

かけ醤油や、
シンプルな料理に少量使うと、
違いを感じやすいタイプです。


白醤油|香りを活かしたい料理に

白醤油は、
とても色が淡く、
やさしい香りが特徴です。

素材の色を活かしたい料理や、
上品な仕上がりにしたいときに向いています。

「醤油の色をつけたくない」
そんな場面で、
そっと選ばれてきた醤油です。


生醤油(きじょうゆ)|フレッシュな香りを楽しむ

生醤油は、
火入れをしていない醤油です。

香りが立ちやすく、
冷奴や卵かけごはんなど、
シンプルな料理によく合います。

少量でも、
醤油本来の風味を感じやすいのが特徴です。

ここまで読んでいただいて、
「醤油って、どうやって作られているんだろう?」
と気になった方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。

👇醤油づくりについて詳しくまとめた記事

【醤油の製造工程】
醤油の基本的な原料は4つです。醤油の製法はJAS規格によって「本醸造方式」「混合醸造方式」「混合方式」の3種類に分類されます。

(※ 今回の記事は、読み飛ばしても大丈夫です🌿)

また、
醤油の健康面や体への働きについては、
別の記事で詳しくお話ししています。

👇 醤油の効果についてまとめた記事

【醤油のおいしさ、機能、効果】
醤油のおいしさ、機能、効果のお話しです。醤油は3要素によって構成されると言われます。味、香り、色です。

ここまでが、
日本の醤油の入り口です。

全部そろえなくて大丈夫。
使い分けられなくても大丈夫。

「こんな違いがあるんだな」
そう知るだけで、
料理の選択肢が、少し広がりますよ🌿

日本にもある「魚から生まれた醤油」

醤油というと、
大豆と小麦を使ったものを思い浮かべがちですが、
日本にはもうひとつ、
魚を使った発酵調味料もあります。

少しクセがあるイメージがあるかもしれませんが、
実は昔から、
地域の暮らしの中で大切に使われてきた調味料です。


しょっつる|秋田の魚醤

しょっつるは、
主にハタハタを使って作られる、
秋田の伝統的な魚醤です。

香りはしっかりしていますが、
少量使うだけで、
料理に深いうま味を加えてくれます。

こんなときに

  • 鍋料理
  • スープ
  • 野菜料理の隠し味

「味を決める」というより、
味を支える
そんな役割の調味料です。


いしる(いしり)|能登の魚醤

いしるは、
イカやイワシを使って作られる、
能登地方の魚醤です。

しょっつると同じく、
最初は香りに驚くかもしれませんが、
使い慣れると手放せなくなる方も多い調味料。

こんなときに

  • 炒め物
  • 煮物
  • 少量でコクを出したいとき

「たくさん使う必要はない」
という点も、
取り入れやすいポイントです🌿


魚醤は、
毎日使わなくても大丈夫。

「今日は少し試してみようかな」
そんな気持ちで向き合えば、
料理の幅が、そっと広がります。

世界にもある、醤油の仲間たち

実は、
日本だけでなく、
世界各地にも
醤油に似た発酵調味料があります。

国や文化は違っても、
「うま味を引き出したい」
という思いは、
どこでも同じ。

ここでは、
代表的なものを、
軽くご紹介しますね。


コラトゥーラ|イタリアの魚醤

コラトゥーラは、
イタリアで作られる魚醤です。

見た目や香りは、
日本の魚醤と似ていますが、
パスタや野菜料理に
よく使われます。

使い方のヒント

  • パスタの仕上げ
  • オリーブオイルと合わせて
  • 少量でうま味をプラス

ナンプラー|タイの定番調味料

ナンプラーは、
タイ料理でおなじみの魚醤。

香りは強めですが、
火を通すと
料理になじみやすくなります。

使い方のヒント

  • 炒め物
  • スープ
  • 料理のベースとして少量

ニョクマム|ベトナムの魚醤

ニョクマムは、
ナンプラーに比べて
やややさしい風味の魚醤です。

調味料としてだけでなく、
たれやソースとして
使われることも多いのが特徴です。


カピ|タイの発酵調味料

カピは、
小エビなどを発酵させた、
ペースト状の調味料。

そのまま使うよりも、
料理の土台として
少量加えられることが多い調味料です。


世界の魚醤も、
最初から使いこなす必要はありません。

「こんな調味料もあるんだ」
そう知るだけで、
食の世界が、少し広がります🌏


いかがでしたか?

今回ご紹介した醤油や魚醤は、
どれも
使いこなすためのものではありません。

  • 覚えなくていい
  • 比べなくていい
  • 無理に取り入れなくていい

「知っている」
それだけで、
料理の選択肢は広がります。

まずは、
いつもの料理に
少しだけ意識を向けるところから。

それが、
やさしい発酵習慣の第一歩です。

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