【発酵食品は身近な存在です!】

発酵食品

こんにちは、garesuです。

今回は発酵食品はとっても身近にあり、身体にとって大切な働きをしている!という事をお伝えしたいとおもいます。


発酵食品とは?

発酵食品とは、微生物の働きを利用して食品の成分を分解・変化させることで作られる食品のことです。

発酵の過程では、酵母や細菌、カビなどの微生物が食品中の糖分やタンパク質を分解し、新たな風味や栄養素を生み出します。これにより、食材の保存性が向上し、独特の風味や食感が生まれます。

種類別の発酵食品

  • 調味料  醤油、塩麹、魚醤、味噌、酢、みりんなど
  • 香辛料  豆板醤、コチュジャン、かんずりなど
  • 野菜   糠漬け、ピクルスなど
  • 豆類   納豆、豆腐など
  •     生ハム、サラミなど
  •     鰹節、くさや、塩辛、熟鮓(なれずし)など
  • 乳製品  ヨーグルト、チーズなど
  • お茶   プーアル茶、碁石茶(ごいしちゃ)など
  • お酒   ビール、日本茶、ワインなど
  • パン   パンなど
  • デザート ナタデココ 

発酵食品のメリット

  • 栄養価の向上: 発酵によってビタミンやアミノ酸が生成され、栄養価が高まります。
  • 保存性の向上: 発酵は食品を長期間保存する手段としても有効です。
  • 風味の向上: 発酵により独特の風味や香りが生まれます。
  • 消化吸収の促進: 発酵食品には消化を助ける酵素が含まれているため、体に良い影響を与えます。

栄養価アップと健康効果

微生物は発酵の過程で、ビタミン類やアミノ酸など、さまざまな栄養成分をつくります。
発酵食品は健康に良い効果があることが研究により明らかになっているのです。

① 腸内環境の改善の効果

 
腸には膨大な量の細菌が存在しています。免疫機能にとって重要な働きをしてくれています。

腸内細菌 3種類に分けられています。
                  
善玉菌 ・・・健康維持に貢献 20%
悪玉菌 ・・・健康に害を及ぼす10%
日和見菌(ひよりみきん) ・・善玉菌、悪玉菌のどちらでもない70%
※上記のパーセント値は理想的な数値です。

ですが、日和見菌は腸内で善玉菌が優勢になると善玉菌の味方をするのです。

日和見菌は腸内で善玉菌が優勢になると善玉菌の味方をする。
悪玉菌が優勢になると悪玉菌の味方をする。という性質をもっています。
そのため、腸内細菌のバランスを善玉菌優勢に保つことが健康維持のためには、とても重要になるのです。

乳酸菌:乳酸菌自体が善玉菌、他の善玉菌を助けるはたらきもします。

納豆菌:悪玉菌のはたらきを抑制する力が認められています。

腸内環境を整えるはたらきがある発酵食品

・ヨーグルト・味噌・納豆
・キムチ・ぬか漬け・チーズ・甘酒 など

とっても身近にあるもので、日常気軽に摂ることができそうですね。

②代謝を高める


多くの発酵食品にはビタミンB群が含まれていて人の代謝を促進する効果があります。
      
納豆に含まれるビタミンBの量は、大豆を煮ただけの時とくらべると約10倍にも増えます。

米麹は、麹菌が発酵するときにできるビタミンB1、B2、B6、パントテン酸はビタミンB群がたくさん含まれています。         
お酢は、血行を促進して代謝を高める効果も認められています。

③血中悪玉コレステロールの減少


大豆を原料する納豆、味噌の発酵食品に含まれるイソフラボンは、血液中の悪玉コレステロールを減ら効果が認められています。
発酵食品中のイソフラボンは、大豆のときと比べて身体に吸収しやすい形になっています。

血中悪玉コレステロールの減少は動脈硬化の予防効果があるといわれていて、
動脈硬化が原因で起こる脳血管疾患、心筋梗塞などの予防にも繋がります

血中悪玉コレステロールを減少させるはたらきがある発酵食品

 ・納豆  ・味噌  ・醤油

④抗酸化作用

赤ワインや味噌にはポリフェノールが多く含まれています。

ポリフェノールは抗酸化物質として知られていますね。

ポリフェノールとは‥

植物に含まれる色素や苦味の成分。人体に有害な活性酸素を排除してくれる力をもっているのですよ。

抗酸化物質は老化の原因と言われている活性酸素の発生を抑制して、生活習慣病やがんの予防、
若々しい見た目を保つにも効果があるといわれています。

 抗酸化作用がある発酵食品

   ・赤ワイン ・味噌 ・バルサミコ酢


  いかがでしたか?

発酵食品はとても身近にあります。毎日の食事の中でからだに入っていませんか?
少しだけでも意識をして健康な身体をつくりましょう。


     


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